【続】WolfPrince1







どんだけ願っただろう。





ソレが聞き間違えで会って欲しいというかすかな希望。





…ねぇ、淳太君。





一体どうしてなの?





わたしたちに恨みでもあったというの?




「俺…知らねぇよ。
っつーか…それ・・誰だよ…」





え…。



「おまっ…!
この期に及んでも認めねーか?
マジで最低だよ…っ!!」



「ちょ…!
ちょっと待ってよ、俊!!」