「ねぇ、俊クン。
自由行動さぁ…一緒に行こう♪」





ほら。





少しでも目を離すとすぐ女の子は狙うんだからっっっ!!!





「絶対に惚れたりしない」




ッて言うけど、そんなの分かんないじゃん。






人なんて分かんないよ。





感情で動いちゃうもんだもん。





「大丈夫だって、海子。
俊クン…断ってるし。」



「そうだよ!!藤原。
っつーか、他の女子だって、池田に彼女いんの知ってんのによくやるよなぁ。
でも俺はそう言うやつ…苦手。」



「あ!
俺も、俺もー♪」




近くの男子が会話に入ってきた。




もうあんた達…サイコーだよ。




「あ…あ``りがどー!!」


「え…!
なんで泣いてるわけ?
落ち着いてよ、海子。」