【続】WolfPrince1







「えー!!
俊くんの家なのに…悪いよ。」




そう言う優加を無視してインターホンを押す。





しかし、しばらくしても出ない。





留守…な訳ないよね。





俊が呼んだんだし。




「悪い!
遅れちゃって。」




もう~、許すっ!





俊にそんな笑顔されたら、許すしかないでしょ!?



「あ。
優加さんだけ上に行ってもらっていいですか?
淳太…いるんで。」