「えー!! 俊くんの家なのに…悪いよ。」 そう言う優加を無視してインターホンを押す。 しかし、しばらくしても出ない。 留守…な訳ないよね。 俊が呼んだんだし。 「悪い! 遅れちゃって。」 もう~、許すっ! 俊にそんな笑顔されたら、許すしかないでしょ!? 「あ。 優加さんだけ上に行ってもらっていいですか? 淳太…いるんで。」