【続】WolfPrince1







「俊!!
耳…痛い。」



耳にキーンと響き、私は一気に受話器を離した。





すると少し笑って、



『ごめん、ごめん。』




そう俊が謝って来た。





そして、



『優加さんとうちに来て?』





と一言言うと、俊は勝手に電話を切ってしまった。