「別に責任なんか感じるな。
堂々としてろ。」




帰り道に俊は言った。




気にしても、戻れないのならば。




今まで通りが一番いいから。



「後は千春ちゃんに任せるしかねーだろ。」



そして私たちの想いは伝わり。




卒業式には千春ちゃんの手の中に1つのボタンがありました。