「はぁ~、2人とも。 いいなぁー、彼女。 俺らも早く欲しいよ!! な、豊?」 「え…いや。 俺は…別に。」 ごもってしまう豊くん。 卒業式の時。 豊くんも誠也くんも大勢の女子に囲まれていた。 誠也君は好みのタイプの女子が見つからずに肩を落としていた。 しかし、豊君は。