【続】WolfPrince1








私と俊は運命だったのかな?




まるで磁石のSとNのように私は俊に引き寄せられていた。




周りから見えている俊と目の前の俊は全く違っていた。




確かに口が悪いけど、それ以上に。




S男だった。




いつもあの完璧なルックスが私の心を狂わせた。




俊といると私はいつの間にか“俊ワールド”に飲み込まれてしまう。




俊>海子の関係は、今ではだんだん俊<海子に変わりつつあると思う。




だけど、やっぱり最終的に勝ってしまうのは俊なんだ。