「早くコレ運んでっっっ!!!」 文化祭の用意で周りは大騒ぎしていた。 忙しく走り回るクラスの人を見て、とてもなんだか楽しくなった。 「ねぇ・・。 このクラスももう後少しだね。」 「うん。 なーんか文化祭が最期の学校行事ってリアルに悲しくない?」 「うん。 でも3年はもっとつらいよね。 きっと…」 「あぁ。 豊先輩と誠也先輩も卒業だよね。 バスケ部のお別れ会、企画しなきゃね。」