「ねぇ、淳? 文化祭のラスト花火さぁ、一緒に見ない?」 「あー?いいけど。 じゃぁさ、俊と海子さんも一緒に見ようよ!」 「え。 それはダメッッ!! 二人で見なきゃ…意味ないの。」 なんか二人の間にピンクのオーラが流れてる気がする。 俺って完全に邪魔者だろ。 「俺、先戻ってる。」 「あ!おい。」 一人で立ち上がり歩く廊下はとても寂しかった。