「…野菜嫌いとか言わないよね」 「え!?」 蓮見くんはギクッとする。 「もう、年下といるみたい」 「疲れるか」 「え?」 「昔から姉貴にヘタレとか我が儘とか言われてたから」 蓮見くんは落ち込んだように言った。 「そんなことないよ。カワイイし」 「!…ありがとう。まっカワイイってのは気にくわないけど。なっ」 「生意気な」 蓮見くんと腕を組んだ。 「ったく」 蓮見くんはしょうがなさそうに言った。