「すげー…」
遊園地につくと蓮見くんははしゃぎまくり。
なんでも坊ちゃんは遊園地に来たことがないみたいだ。
実は楽しみにしてたらしい。
喜んでもらえたかな?
「凜子、なに乗る?」
「蓮見くんはなに乗りたいの?」
「なにあるかしらねーし」
「そっか」
まあせっかく遊園地に来たんだから…
「ジェットコースター乗ろうか」
「ジェットコースター?」
ぽかんとした蓮見くんの顔。
はじめから童顔だから小さい子みたい。
でもジェットコースター知らないんだ。
「あれだよ」
私は遊園地で一番、大きなジェットコースターを指差した。
「ゴメン。…俺、高所恐怖症」
斜め下を見ながら蓮見くんが言った。
…なんか今日は蓮見くんの苦手なものがたくさん見られる気がする。
まっ可愛いからいいけど。


