「号令」
佐々木先生が言った。
「きりーつ」
「きょーつけ」
「吉田さん。自分の席戻って」
「れぇー」
「めぐ…!!!!!」
ドアからこっそり除く顔
誰かと思ったら、はるだった。
「ん?どした…?」
「今日、フルのはやめる。明日にする!」
「そう…じゃあ明日にしなよ一緒にいてやるから」
「本当に?ありがとう!!!!」
と言うことで
家に帰ることにした。
帰ってる途中
海陸の話はたくさんあった。
嬉しかった事
嫌だった事。
とにかく海陸は
女遊びが激しいらしかった。
それもはるは
嫌だったらしい。
でも、いよいよ明日なんだ…
そんな急に…
ちょっと
戸惑いがあった。
一気に2つのカップルが
別れるなんて…。

