「あぁ…わかった。貴方はあれね、お偉いさん。私の冷酷上司」
結菜は酒のせいでいつもの気高く何処か品のある様子は全く無い
それ所か目の前の矢斗へと突っ掛かり始める。矢斗は酔っ払いの言う事等気にする事なく一万円札をカウンターへ置き結菜の手を引き出口へと向かう
「本当冷たい人。さっきだって仲間があーんなに血を流していたのに顔色一つ変えないで、冷たーい」
「………」
「何だかサイボーグみたい」
「………」
“やはり魁の事でやけ酒してたのか”矢斗はそう思いながら結菜を引き連れ店を後にした
結菜の言う事は一理あると己でも自覚している為ふっと鼻で笑う矢斗
その笑みは何処か影のある様な心此処に在らずの様な笑みだった。

