猛獣に射抜かれる様な愛



――――――
――――
――




葵依の旅行当日、私達は矢斗の車に乗り後ろから尾行している


無理に尾行しなくても、別荘の場所はわかっているんだけどもし、場所が違ったらいけないから念の為尾行する事になった




「お前も葵依も随分変わった趣味してるんだな」


「彼は口説くのが上手なのよ」


「そうには見えんがな」


「貴方から見ればでしょ?貴方程口の上手い男は居ないでしょーね」


「そりゃあどうも」




車を走らせる事二時間半、漸く山を上って行き目的地である別荘に着いた