猛獣に射抜かれる様な愛



「私は…馬鹿げた事でも何でも構わない。貴方にはこんな危ない橋を渡って欲しくない」


「ふ、危ない橋なら幾つも渡って来た。今更このぐらいの事どうって事ない」


「…私の為に渡らないで欲しい。ねぇ…お願いよ。もう良いから…矢斗も此処から離れて」


「その意見は却下だ。仲間一人も救えない奴が、己と向き合い仲間達を護れると思うか?」


「……………」


「此処でお前を救わなければ、俺は最高司令官として失格だ」




…矢斗



貴方はどうして、こんなにも頑張るの?



どうして…どんな過酷な試練からも…逃げたりしないの?