猛獣に射抜かれる様な愛



「良かったな。全員確保出来た。今、爆破スイッチが無いか調べてる」


「そう。良かった」




と安堵した矢先…ピッと甲高い音と共に爆破時刻を知らせるライトが点滅した




「え…カウントダウンが始まったんだけど…」




私は矢斗へと視線を向けて直ぐ、こっちへ聞こえる程の嬌声が矢斗のマイクから聞こえた




『うおぉぉ!?すんません!携帯電話取る時、横のボタン押してしまいましたああぁぁぁ!大丈夫っすか!?何もなってないっすか!?』


「…仁…爆破装置が起動した」


『…ま、ま、ま、マジっすかぁぁああ!どうしよう!すんません!すんません!』


「おい、落ち着け」




って事は…仁が爆破スイッチ入れてしまったって事?



カウントダウンは残り15分を示してる。