猛獣に射抜かれる様な愛



直ぐさま矢斗は男に殴り掛かり隙を窺う。三発程殴った所で、背後へ回り両手を背へ回させ手錠を掛ける



男をその場に倒し着ているスーツのジャケットを引き裂き中を確認する



胸ポケットやズボンのポケット、ありとあらゆる場所を探すと見つかったのは携帯電話のみ




「…スイッチは何処にある?この携帯か?」


「…さぁな」


「…まぁ良い。お前以外の奴等もそろそろ捕まる頃だ。任務失敗、残念だったな」




矢斗は立ち上がって直ぐ、無線マイクで連絡が入ったらしく耳を傾けた。