猛獣に射抜かれる様な愛



この場をどうやり過ごそうか…辺りを見回していると不意に結菜が視界へ飛び込んで来た



葵衣と一緒にいるのか。あの二人は仲良いからな。二人共特に意識はしてないだろーが、仲良い




「…矢斗さん?何考えてるの?あ、仕事の事?」


「…いや」


「そう言えば此処最近大きな事件ないですよね。平和で何よりです」


「あぁ…そうだな」




グラスの中に入っているビールを見つめる。こうして皆で飲み会出来るのは俺達にとっては当たり前ではない



いつ、何処でどうなるかわからない俺達。一日一日を大事に過ごすのが当たり前に見えて難しい事だからな。