猛獣に射抜かれる様な愛



「矢斗さん。今宵は私が注ぎますから沢山飲んで下さいね」




これだから飲み会は苦手だ。毎年いつもいつも誰か傍へ来る。去年も確かこの女だったな



こう言う場は苦手だ。職場の奴等と酒を飲んで何が楽しいのかわからねぇ



まぁ、同じチーム同士で飲むなら話は別だが。女は面倒臭いからな




「…いや…酒ぐらい一人で飲める。お前は座敷で皆と戯れて来たらどうだ?」


「私はいいんです。こうして此処にいる方が嬉しいし、それに、お酒強くなくて」




酒強くないなら飲んでる場合じゃないだろ。それ以上飲むな。面倒事は御免被る。