猛獣に射抜かれる様な愛



自分の事になると鈍感過ぎるだろ。鈍感通り越してただの馬鹿だろ



しっかりしてる様に見えて何処か抜けてる。いつもそう思う



手当て中視界に映る結菜の横顔につい、見取れてしまった



そういや最近、まともに触れたりしてねぇな。自然と互いが互いに情欲を掻き立てられる事がなくなった



これは、仲間としての絆が出来上がって来てるからか?



嫌、お前にはそんな辛気臭い感情等ないか。変わったとは言え、まだまだサイボーグみたいだからな



それに俺の役目は一つ卒業だ。お前が人肌恋しく、他人の温もりで平常心を取り戻していた



それを俺は手伝っていただけの事。もう今はその様な必要なくなったからな。