猛獣に射抜かれる様な愛



「ゲホッゲホッゲホッ!」


「…お前が此処から出所した時、恐らく俺は今の仕事をしていない」




地へ叩き付けられた俊也の髪を掴み無理矢理引き上げ視線を合わせる



額と鼻からは血が流れ鼻の骨は折れ曲がり、無惨な顔になってる俊也を見つめる




「いや、出所出来るかどうかも分からねぇが…もしもだ、もし出所した時…お前が過去にして来た事、俺が全て裁いてやる」


「…ハァッ…ハァ…っ…」


「言っておくが、こんな生温い事はしない。生き地獄を味わわせてやるから…覚悟しておけ」




掴んでいた髪から手を離し牢屋を出ようとした時、看守が戻って来た。