猛獣に射抜かれる様な愛



「君達には期待しているよ」




私達は署長室を後にすると3階にある特殊部隊専用オフィスへと向かう。



エレベーターを待っている間も何も話す事なく正面を向いたままで、何を話せばいいのかわからないんだけど…無言で居るのは苦しい




「ねぇ、サラリーマンじゃなかったのね。薄々気付いてたんだけどね」



「…馴れ馴れしく話すな」



「…何それ?知り合いって事気付かれたら面倒臭い?それも、あんな事してる仲だもんね。知られたくないか」




普段からクールな人って事は気付いてたんだけど、仕事モードになるとクールを通りこし冷酷な雰囲気をも匂わせる。