猛獣に射抜かれる様な愛



ちらっと矢斗へと視線を向けると、女は上機嫌で笑い矢斗の腕に手を当てボディタッチ的な事をしてる



たまにいるのよね、無意識か故意的にか分からないけど触り倒す人



挙げ句の果て、酔ったフリしてベタベタしたりするのよね




「何なに?気になるのー?」


「そんな訳ないでしょ。どうでも良いわ、人の恋愛なんて」


「ふぅん、へぇ、ほぅ~」


「なにその目。疑ってるの?」


「気にしないで。結菜が素直じゃない事はよーくわかった」


「ふ、何それ」




葵衣は意味深な笑みを浮かべると、ビールを一口飲む。