猛獣に射抜かれる様な愛



私と葵衣は入って直ぐにある四人掛けのテーブルへと腰を掛ける



奥の座敷は所々空いてはいるけど、途中で帰るつもりだし此の席だと途中抜け出来そうね




「毎年此処の店を貸し切ってしているの?」


「うん、そうだよ。てか見て見て!ほら、ショカツにいる女の子達何時もより化粧濃いでしょ?」




葵衣が顔を近付け私の耳元で静かに言葉を紡ぎながら座敷にいる女達へと視線を向ける



確かに言われてみればそんな様な気もしないか…



葵衣の言った通りコンパみたいね。妙にその女達は私達の事ちらちら見ている気がするし…。