猛獣に射抜かれる様な愛



どちらにせよ、一人で此処を出るのは無理か…。明日仕事を無断欠勤で矢斗が気付いてくれる事を願うしかないよね



幸い仕事様のポケットベルと携帯電話は電源入ってる筈だから矢斗が気付いてGPSで位置を確認してくれると良いんだけど…




「結菜。君は家族が居ないから、こう言う時孤独感を感じるだろう?寂しい?」


「いいえ、全然」


「ほう。それは仲間が居るからか?」


「いいえ。私は孤独感何て感じたりしない。残念だったわね。五感の鈍い女で」




どんどん詰め寄る譲を交わす様に壁を伝って距離をおきながら言葉を紡いだ。