「唇は…奪われなかったかい?」 バカ浅野が…。 「いえっ、あの…、えっと……」 まったく奈未もバカ浅野にそんな風な返事するなんて…。 思わずおでこに手をあてうつむいた。 「ヒューヒュー!お前にしては結構我慢できたんだな、意外だ!」 これだから浅野は…! 「何しに来たんだよ!」 「見てわかんない?見回り! どっかの誰かさんみたいに~、病院で患者に手を出そうとする輩を~、追い払ってやろう!って訳よ」