2度と呼ぶなと言われた名前を口にする。 ほら長い髪からこっちを睨んでるよ。 その瞳は本当に俺を嫌っていて明らかに関わりを持ちたくないという目で、悲しくなった。 『ふざけてるの?あたしの名前を呼ばないで、関わんないで』 『ヤダ、ちゃんと関わりあるし』 『あるとしたらそれは“無関係”という関係ね』 呼び出した喫茶店ではツンとした態度をとり店員すら注文を取りづらいような重たい空気が流れる。