俺は1ヶ月後に奈未の病院近くのアパートに引っ越した。 どうせ1人暮らしを始める頃だったし少しでも奈未のそばにいたいという願望もあった。 どこまでも奈未にベタボレだよ…。 ピンポーン♪ あまりならないチャイムが部屋に響く。 ドアを押すとそこには懐かしい人の姿があった。 「…覚えてるかな?悠吾……」 ふんわりとしたワンピースをまとい緩く巻いた髪はあの頃とはまた違う雰囲気を感じさせる。 「…………鈴佳」