『うん。この町を把握してないと情報がつかめないからね。』
「そういうと思ってつれて来たぜ!」
『誰を?』
リュウは自慢げに言った。リュウの後ろから一人の少年が現れた。
「初めましてかな?僕は野村 かのん。リュウとおんなじクラスなんだ。」
『ふぅ~ん。加藤あみ。あみって呼んで。じゃぁ、さっそく案内してくれない?』
それからいろいろつれていってもらった。商店街にスーパー、コンビに、図書館、
美術館、公園など魔界とは違うものがいろいろあった。
『人間界ってこんな風になってたんだ。でも魔界より迫力ないよね。』
「魔界?それってどこかの町の名前?」
『え?あっ・・なんでもないよ!ほかには何があるの?』
「後は中心的にビルが多いよ。」
「なぁ、俺たちさ、何か役に立てるようなところや場所や職業探してんだ。知ってるか?」
「いや・・・・特には知らないよ。」
『ふぅ~ん。・・・・・・待って・・・』
「どうした?あみ?」
リュウとかのんはあみを見た。あみはひとつのお店に集中した。
『このお店どっかで見たことない?』
「はぁ?どれどれ・・・・・いや・・・俺はないな。」
『ねぇ、これって前からあった?』
「え?どうだろう・・・あっ、なんか最近新しい店がたったっていってたけど、そのお店なんかおかしい店員ばっかりらしい。」
『・・・・・ふぅ~ん。そろそろかえろう。』
そういって私たちは帰った。
『(明日学校の帰りでも寄ってみて調べよう・・・いやな予感がする・・・』
それから転校一日目が終わった。