『人間界に到着~』
「なぁ、あみはなんで人間界にいくことになったんだよ。」
『はぁ?知らないの?クイーンが人間界でいろんなことを学んで、魔界で活かしてほしいって頼まれたから。』
「・・・・・・・・」
『何!?その間は!』
「いや、別にあみじゃなくてもいいのになって思ったから?」
『疑問系!?まぁ、わたしもそう思ったけど・・・・きっとクイーンには考えがあるんだって。ほら、家に行こう?多分手続きはその知り合いって人がしてくれてるって言ってたし。』
そういって歩こうとしたらいきなり後ろから声が聞こえた。
「知り合いって言うのはヒドイなぁ~。僕にはきちんとした名前があるのになぁ~。」
『「誰!?」』
「初めまして?クイーンの知り合いのランク=デューマ。ランクってよんでね?」
ランクとなのった男の人はふわふわの髪の毛に優しそうなブラウン色の目だった。
『あみっていうの。よろしくね?』
「俺はリュウ。あみの幼馴染でナイト。」
「そうなんだぁ~。あっ!明日から学校に通ってね?これ、地図だよ?何かわかんないことがあったらこのミラーに向かって話して?そしたら僕がでるよ。」
『ありがとう。』
「また、この町については明日教えるよ。じゃぁね~」
そういってランクは帰って言った。二人は顔をあわせたが再び家の中に入った。家の中は高級といっていいような物ばかりだった。もちろん作りは魔界のようになっていた。
(ありがとう、クイーン。これからがんばります。)
あみはそういって眠りについた。