「あみ。あなたには人間界へ行ってもらいます。」
『え？わたし！？』
「あなたはどの魔女より優秀よ。だから人間界へ行き、たくさんのことを学んできてほしいの。それで魔界でも活かしてほしいのよ。」
『・・・わかりました。クイーン様の願いなら喜んで♪』
「頼もしいわ。それと騎士を一人つけるわね。あと、知り合いが人間界にいるからなにかあったら頼るといいわ。」
『で？その騎士っていうのは？』
「俺だけど？」
『！？』
そういってあみの後ろから抱き付いてきたのは幼馴染のリュウだった。
『リュウ！？もしかしてこいつがわたしの騎士!?』
「んだよ。文句あんのか？俺がせっかく引き受けたのにな。」
『うそばっかり。半分人間界に行きたいだけでしょ！』
そういって言い争いが始まった。クイーンは笑って思った。
（自分から騎士に指名してくれって頼んできたのに本当に素直じゃない子だわ。）
それからあみとリュウは人間界へ行った。向こうで何がまっているのだろうか・・・