季節は夏。


私は今からもう夏休みの計画を立て始めていた。


「やっぱお祭りデートかなー……♪」


「おい、にやけすぎ…ww」

瑞季に突っ込まれる。

「自分だけ彼氏できてデレデレしちゃってさ。」

くるみからは冷たい視線が………


「だって……フフッ」


「「こわっ」」


そんな会話をしているところに


「ちょっと結城さん。来てくれない??」


前に屋上で会った先輩達だ…………。


「は………、はい。」


私はトイレへと連れていかれた―――