次の日から、安藤の猛アタックが始まった。


「消しゴム貸して?」とか「お昼一緒に食べない?」とか。

すっげぇ邪魔!!!


春花が困ってんだろ!?


「春花。昼食いに行こう?」


「うん!!」



元気よく返事をした春花。



俺達は屋上へ向かった。


「あのさ…あんまりあいつと仲良くしないで?」


「え?うん?」


「……ホントに分かった?」


「んー、うん。」


モグモグしながら答える。


絶対分かってない…。


はぁ…。