「席は自由?」 「そーみたいよ。」 くるみにそう言われて私は一番後ろの窓がわの席に座った。 キーンコーンカーンコーン チャイムが鳴ったと同時にみんなが席に座りだした その時、私の隣に座った彼… まだ名前も知らないのに思わず見とれてしまうほどの美少年。 すごく爽やかな人… これが、私と彼の出会いだった。 最初はこの気持ちが恋だったなんて全く思ってなかった…