「はーくん?チューして?」

「乃彩からそんなこと
言うの珍しいじゃん」

「いいから!早くして」


チュッと唇が触れるだけ


「俺今から用事あるから
家まで送っていくよ」

「大丈夫、1人で帰れる」

「そう?気おつけて帰れよ」


そう言って隼人は人混み
の中に消えて行った