先生好きです

先生の目には涙が。
『…先生…』
と、その時、バスが急に止まった。
その瞬間に先生は目を覚ました。
『…しっしょうちゃん?』
先生は驚いている。
『あっ、先生、なんで?』
先生はまたまた驚いている。
『…泣いてる…』
私は言ってしまった…。

先生はびっくりして自分の目をこすりながら
『泣いてなんかないよ』
と言って、あくびをしている。

『しょっしょうちゃん、何で俺の隣に座ってんの?』
『あっ!いや、さぁ?ぢゃなくて…後なん分ですか?』
先生は
『あと1時間くらいかなぁ』
と眠たそうに答えた。
それから私はもう一つ質問した。
『先生、なんで泣いてたんですか?』
私は聞いたらいけないことくらいわかっていた。
『…』
先生は答えてくれない。
でもその代わりに先生は…







私の手を握った。
誰にも見えないように…