君のことが好き



「んじゃ、明日よろしくーー!!」

「はいはい、、、」


  あーもう、どうしよう!!
 大事な仕事引き受けちゃったなぁ。
 ま、優華のためなら、いつもお世話になってるし、
 やるしかないか!!

 でも…なんて話せばいいの?
 それだけでも聞いておくべきだった…

  なんて話そう?
 うーんと、とにかく話せばいいんだから…

 「よろしくねー!」?

 「何型?」?  「どこの中学?」?
 「体育好き?」?  「部活なににするの?」?

  
    うーーん……


  考えれば意外にいろいろ出てくるなぁ。
  初めてだから…やっぱり…
  自己紹介的なのがいいかなー。


  翌日…

「おはよー!!」
「おはよー!!」
「今日、やっとあの人の中身が分かる!ってことで、ちょーウキウキしてるんだよねぇ!よろしくね!」
「うん。頑張ってみる……」


   ピーンポーンパーンポーン


「あ、おはよう、歩実。」
「? あー、おはよう!!絵梨花!!もしかして、かみ切った?」
「そうなのー。気付いちゃった?変かな?」
「いや、全然変じゃないよー!!むしろ、かわいい!」
「それは違うと思うけどなぁ!!」

     ガラガラガラガラ


「えー、おはようございます。今日も眠いですね。」
  「先生がかよ!?」
「そういえば、みんなに言わなきゃいけないことが…
 えっと、今日の4時間目の学活の時間に、部活を決めようと思いまーす!」

   ザワザワザワ

「なので、入りたい部活をきめといてください。」

「ねぇねぇ、歩実は何部入るの?」
「うーん、あたしは…中学でバド部だったから、引き続きバド部かな。」

 「えっっ!?本当!?うちもそうなんだよ!!」

「じゃぁ、一緒にバド部入って、お互い頑張ろう!!」

「うん。」