君のことが好き



「あ、着いたよー!!家」


「へぇ、、、ここ・・・って将輝ん家!?ウソ??」


  
   目の前にはちょーきれいで、でっかい一軒家。


    うそっっ!?ここが……


「うわーーー!!ちょーきれい!!さすがだなーーっ!!」


   優華はすっかり見とれていた。


「なーに見とれてんの?早くチャイム鳴らしなよ。」

「えっっ??誰に言ってんの??」


「バカッッッッッ!!!!!あんたに決まってんでしょ!!

 他に誰がいると思う??」


「すいませ~ん」


「え、でも、本当にうちが押すの??」


「だから、そうだって。あんたが好きなんだから、押すのは当たり前でしょ??」


「うん…。そうなんだけど…、なんて言えばいいの?」


「うーーん、名字言えば??」


「だけどさぁ、まだ知り合いって感じだし…。

 なんでここにいるの?って思わない??」


「あーっっそっかぁ…。どうすればいいと思う??歩実ちゃん」


「えっ?あ、うーんと、沙希ちゃんには悪いかもしれないんだけど、沙希ちゃんは、将輝と友達だし、沙希ちゃんの名字借りる・・・っていうのは・・・!?」



「あぁー!!いいね、いいね!!うちの名字があったかー。」


「いいの?」


   言った自分でもびっくりした…

   なんで!?って言われるかと思ってビクビクしてたのが恥ずかしい・・・