「その子に告白するキッカケを作るって、どうゆうこと!?」

  なんかいやな予感が…

  気のせい??だといいんだけど、、、


「だから、その女の子が告白できるように、俺がキッカケを作って、女の子が告白するっていうこと。分かる??」


「ってことは…お前はОkする確率が高いってこと?」

「そうそう。女の子も告白できるし、俺も告白されるし、一石二鳥じゃん!!
 
 それに、俺の思い通りの子だったら、Оkしてもいいんでしょ?

 もしかしたら、、、

     俺の彼女になるかもしれないぜ??」


「えっっ!?」

  確かにそれだったら、優華の恋も、いい結果になる。

  実らないけど…、って言ってたくせに、全然いけんじゃん!!

  優華の天然さに、思わず笑ってしまった。

    このことは、優華には、秘密にしとこ。

   優華へのいいプレゼントをおくれよ、将輝!!
  (まだ決まったわけじゃないけどね)


   そう思うと、将輝はよくそんなこと思いついたな、と思った。


「その、キッカケはどーすんの?」

「もう、決まってるよ。そりゃぁ、部活の新人戦っしょ!!!」

「おぉー、新人戦かぁ。」

      いい考えするなぁ。

   優華、サッカー好きだし。いいねぇ!!


    そうだ、お礼いわなきゃ!!



    「絶対喜ぶよ、友達!ありがと!」


 


    こうして、幼なじみの恋は進展していった……


  かなわないと思った恋も、こうゆう”キセキ”があるんだったら、

  あたしも恋してみたいと思った。

  まだあたしは、したことないから、 


     どんな気持ちが”恋”なのかは、知らないけど…