「でさ、それって誰なの?」

「えー、今は言えない。ま、そのうちきっと分かる!!
 告白したい、って言ってるし。」

「おい、マヂかよーー!!期待しちゃっていい感じ??」

   将輝が嬉しそうにきいてきた。

「うん。多分、全然いいよーー!!その方が、逆に喜ぶんじゃない?
 あ、あと、告白される時は、あたしが言った、って言うなよ。」

「分かってるって。
 それより、今ちょうど、彼女ほしかったんだよねぇ。」

   うっっそ!!意外な言葉!!
  いいこと聞いちゃったぁ==


「もし、その告白してきた子がタイプだったら、Оkしてもいいんだよな?」

「お前ーー!!いい男だな!!どんどんОkしちゃってぇ!!」

  おぉー!!ほんとにいい感じ!!

「告白してくる子は、背が高くって、美人だよーーーー★」

「えっっ!?それだけきくと、完全に俺の理想の彼女。」

「いや、ぶっちゃけすぎでしょ。」

「まぁまぁまぁまぁ!!」

   なんか、酒で酔っ払った人みたいになってきた(将輝が)

   そろそろ打ち切らないと……

「あ、いいこと思いついた!!!!」

   急に大声で、将輝が言った。

「まさか、みんなの前でいうんじゃないんだろうねぇ(汗 」

  みんな見てるよ。

「やっぱ、なんでもない。」


      ふぅーーーーーーーっっ

     危ない、危ない。


「ご、ごめん。つい、大声でいってしまいそうに、、、」

「分かってる!!…」

「ごめんなさい。」

「お前はほんと、危ない!!
 で、何?なに思いついたの?いいことって。
 今度は声、気をつけて!」


「俺が思いついたのは、

 その女の子に告白されるキッカケを自分で作る!!

 っていうこと。」


「はぁ!?!?」