そしたら、最悪な事に
なってしまった。



さっきまで、後にいたはずの
会長が、舞台に立っていた。



そして――…



「あー、全員聞けっ!!
今日からあいつは俺のだ
手ぇ出すんじゃねーぞ?」



そう言って、私のほうを
向き、スポットライトを
私に、当てていた。



「はっ!?
何言ってんの」



「俺は、お前が気にいった。
だから絶対おとしてやる
俺様は、お前のものだ」



私は、てっきり
周りの女子が「いやー」
とか、言うと思っていた。



けど、反応はそれ以上に
私がいやな反応だった。