すぐに返事が返ってこない。顔を上げると驚いて私をじっと見るリュウさん。 「?…あの、…リュウさん?」 「映画って…?何の事?」 「え…?何って、何言ってんですか!?私と一緒に…。」 「ちょっと待って。俺、映画なんて誘ってないけど。」 「やだ。ふざけないでください。あの時、私本当にびっくりして…。」 しばらく考え込むリュウさん。そしてゆっくりと口を開く。 「それ、本当に俺と行ったんだよね?」