おかしいなーとそっと片目を開けてみると何かが浮き輪の動きを止めている。 何?と思いよく見ると、リュウさんが丁度私の頭上に水が落ちて来る位置で浮き輪を固定していたんだ。 バレたところで、サッと手を離したリュウさんはニヤニヤしながら近付いてきた。 「もう、リュウさん!」 「はは…。」 と、笑いながら頭にポンと手を置いた。 悔しい…。 でも、手が置かれた頭にカーッと血が上り、赤くなった顔を見られたくなくて、プイッとそっぽを向いた。