双子☆Love

もし梨香が俺を選んでくれたら、




そんな恨めしい過去も、



双子である事実も、きっと素直に受け入れられる気がする。




「まぁ、頑張って。これは私からのささやかな餞別。」



結花がそう言うと、俺の携帯が光った。




「……お前は、本当に楽しんでるだけなんだな。」




「えぇ。でも、梨香を泣かせたら承知しないから。」



画像に写る穏やかな寝顔に、俺は静かに決心をした。




――絶対に梨香を泣かせはしない。