もし梨香が俺を選んでくれたら、
そんな恨めしい過去も、
双子である事実も、きっと素直に受け入れられる気がする。
「まぁ、頑張って。これは私からのささやかな餞別。」
結花がそう言うと、俺の携帯が光った。
「……お前は、本当に楽しんでるだけなんだな。」
「えぇ。でも、梨香を泣かせたら承知しないから。」
画像に写る穏やかな寝顔に、俺は静かに決心をした。
――絶対に梨香を泣かせはしない。
そんな恨めしい過去も、
双子である事実も、きっと素直に受け入れられる気がする。
「まぁ、頑張って。これは私からのささやかな餞別。」
結花がそう言うと、俺の携帯が光った。
「……お前は、本当に楽しんでるだけなんだな。」
「えぇ。でも、梨香を泣かせたら承知しないから。」
画像に写る穏やかな寝顔に、俺は静かに決心をした。
――絶対に梨香を泣かせはしない。


