同時刻 都内格羽デパート



加賀美さんがこっちに来た。




私は更に新しい仕事を任されるかと思うと、このバイトに嫌気が差してしまう。




「雉元さん!!」



「はっ…はっ…はい(~_~;)」

私は心の準備が出来ておらず、おどおどしてしまった。




「今日の仕事は終わりです〜。」



「ヤッタ〜!!!!(^O^)」



思わずこころの本音を口にしてしまった。しかも、大声で。

もちろん、加賀美さんにも聞こえていて、とても嫌な顔をされてしまった。



「ゴメンなさいm(_ _)m

反省してます。」



「口に気を付けなさい」


さすが、おばさん口調。。

女社会、厳しいなーー





私は制服から着替えて、デパートを後にした。



帰り道、おとといの事を思い出して、女は携帯電話で電話した。
話しながら夜道を歩く。


…そうだそうだ、私は何かゲーム史上初の女性だって事だから、誰かとパートナーを組まされるんだっけ?

… って、明日、来るじゃん!!


やっぱ男の人??だよね?」

声が大きいためか、周りの人達にも会話がよく聞こえる。