君を好きになった日

「……いるよ。私にだって彼氏ぐらいいるもん!」


私は言い放つと走り去った。



こんな言葉を聞きたくなかった

こんな言葉をいいたくなかった…



"私にはたっくんだけ"



この言葉を本当はいいたかったのに…




彼氏なんて嘘

私は告られたことさえない。



なのに…