~柚木~
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5年前ーーー
夜になっても、人混みで溢れている
けして暗くなることのないこのネオン街の一角の店の前で
柚木という人間からから未来に変わったあたしは
その瞬間に柚木をいう人間を置いてきていた。
未来という人間に生まれ変わってから
何ひとつ変わるものは、ないものだとそう思っていた
色んな人と出逢い別れを繰り返しながらも
たとえどんなことがあったとしても
未来という、あたしだけはもうこのまま変わらないと
そう思っていた
そう思っていたはずなのに……
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