あいつとの契約

放課後




教室でまってると和哉がやってきた




「おまたせ」




「…う…うん」




「じゃ、行こ」




和哉に手を引かれてあたしたちは学校を出た




町に出ると道いく人が和哉をみる




和哉は爽やか王子なんて呼ばれるだけに




背は高くて整った顔をしている




そのへんのモデルよりかっこいいかもしれない




「ねぇ、どこ行くの?」




「行けばわかる」