あいつとの契約

「わっ」




あたしはすこし体勢を崩した




それでも和哉は前に進んでいく




握られてる手から伝わる和哉の体温




またドキドキしてる




ドキドキしないでよ…! あたしの心臓!




これじゃまるで…




あたしが…




ううん! やっぱりありえない!




絶対ありえない!