あいつとの契約

『おはよ~』




学校の校門では生徒たちがそれぞれ歩いて校舎に向かっていた




「1時間目なんだっけ~?」




「数学~」




「え!? マジ!? あのハゲ山~」




「梓、ハゲ山嫌いだもんね~」




ハゲ山というのはあたしたちのクラスの担任の先生




もちろんハゲ山というのはニックネームで、理由はご想像におまかせします